海峡サーモンと青天の霹靂
今回の「今日のおかずと青天の霹靂」は、今まさに旬を迎えている「海峡サーモン」です。
「海峡サーモン」とは、青森県むつ市の北彩漁業生産組合が、津軽海峡で育てたドナルドソンニジマスのブランド名です。
2年間淡水で養殖した幼魚(約500g)を海水にならし、潮流の速い津軽海峡に設置したイケスで約8ヶ月間育てます。
鮮度を保ち美味しい状態で全国に届けるため、水揚げ後、活〆や水氷〆して出荷しています。
鮮やかなオレンジ色で生臭さがなく、ほどよくのった脂とプリプリとした食感が特徴です。
海峡サーモンの旬は、5月から7月下旬で、この期間限定で鮮魚を食べることが出来ます。
今回は、鮮魚を入手できる前でしたので、加工品(冷凍)で販売されている切り身(甘塩味)を選んでみました。
ハラスの部分だと思われます。
切り身を袋から出すと、身と脂のコントラストが美しい!
食べるのが楽しみです。
早速、グリル(魚焼き)で焼きます。
少しすると、グリルから芳ばしい香りが広がってきました。
海峡サーモンが焼き上がり、青天の霹靂の準備も整いました。
青天の霹靂も海峡サーモンもツヤツヤ輝いています。
では、いただきます。
海峡サーモンの上品な脂が口の中に広がります。
身はほどよく締まっていて、塩加減もちょうど良いです。
その旨みを青天の霹靂がしっかりと受け止めてくれます。
噛んでいると、海峡サーモンと青天の霹靂の上品な甘みが絡み合い、おいしさが増してきます。
すばらしいマッチング!
パリッと焼けた皮もおいしかったです。
「青天の霹靂」が本格デビューする今年の秋に、是非、皆さんもお試しいただければと思います。
AZU