津軽の春の朝ごはんと青天の霹靂
みなさんご期待の「青天の霹靂」。
青森県の米どころ「津軽」の中でも、日照条件が良い地域だけでしか作付けが認められていません。この春、津軽地方の約360の農家・生産団体が、作付けを始めました。
さて、今回ご紹介するおかずシリーズ、津軽の春の恵みと一緒に「青天の霹靂」をいただいてみます。
春の恵みと言ったら、まずは、何と言っても山菜ですね。山菜は、自分で採られる方もいらっしゃいますが、私は産直で購入しています。今回は、八甲田から城ヶ倉大橋を渡り、黒石へと抜けるルートをドライブしながら、根曲がり竹やボンナなどを購入しました。
まずは、下ごしらえ。根曲がり竹は、皮をむいて水煮し、そのまま煮汁に一晩付け置きしておきます。煮汁は、根曲り竹のダシが効いていますので、そのまま使うのがポイントです。
そして翌日、いよいよ"春の朝ごはん"をつくります。まずは「青天の霹靂」を炊き始めます。水は、気持ち少な目がいいとのことです。
炊いている間、味噌汁やおかずを作ります。味噌汁は、もちろん根曲がり竹です。
水煮した根曲がり竹の煮汁に昆布とかつおのダシを加えて加熱し、我が家秘伝!の手作り味噌を加えます。
ボンナは、熱湯で湯がき、少し水にさらし、おひたしにします。ボンナのほかにも、行者にんにくやシドケもおすすめです。
これに、お好みのおかずを一、二品。今日は、津軽の食卓なので、定番の津軽伝統の梅の紫蘇巻と、みんな大好きな卵焼きにしてみました。
おかずを準備しているうちに、「ピピピーッ」と炊飯器が鳴って「青天の霹靂」が炊き上がりました。
「青天の霹靂」のために、3合炊きの土鍋炊飯ジャーを購入したんですよ!
さぁ、「青天の霹靂」をお茶碗に盛りつけ、"津軽の春の朝ごはん"が出来上がりました。
まずは、「青天の霹靂」をそのままいただきます。う~ん。甘くて、旨い。
そして、根曲がり竹の味噌汁をいただきます。少しえぐみがある独特の味と、シャリシャリとした食感は、春の食卓には欠かせません。「青天の霹靂」とこの味噌汁とだけでもいけちゃいますね。・・・ボンナのお浸しと卵焼きで、一杯目を完食です。
二杯目は、酸味と塩味のブンゴ梅で。この酸味と塩味は、「青天の霹靂」に合いますね~。食べているうちに、おにぎりにしたくなってきたので、ごま塩をつけて、おにぎり完成。
二杯目も・・・一気に完食です! あ~旨かった。 朝から幸せいっぱいの食卓でした。
けつめいchan