青天の霹靂 米日記

今日の米づくり ~「青天の霹靂」の出荷基準と生産目標について~

 ごはんの美味しさを測る基準はいろいろありますが、「青天の霹靂」では、その中でもタンパク質に厳しい基準を設けています。

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 タンパク質とごはんの食味の関係は、つぎに詳しく説明がありますので参考にしてください。

<お米のソムリエ 米・食味鑑定士協会のホームページから>
ごはんの食味
2 タンパク質・・・・・・お米のタンパク質の比率を表します。
•タンパク質は水を通さないため、お米の吸水を阻害します。タンパク質が少ないお米は、吸水が良いため、炊き上がりがふっくらとした美味しいご飯になります。
•日本の白米のタンパク質含有量の平均値は、6.8%です。(玄米7.4%)
•タンパク質は、窒素成分を多く吸収すると増加します。
•タンパク質は、窒素肥料の施肥量により変化し、肥培管理により改善できます。
•タンパク質は、「品種・施肥・気象・土壌」により、変化します。

http://www.syokumikanteisi.gr.jp/index.htm

     

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             <平成27年産「青天の霹靂」初検査の玄米>
  
 このタンパク質について「『青天の霹靂』良食味・高品質マニュアル」では、
 [出荷基準]として、「玄米タンパク質含有率の基準 水分15%換算 6.4%以下」と定められており、この基準を満たさないと不合格となってしまいます。
 日本のお米の平均は、玄米7.4%とありますから、「青天の霹靂」の基準は高いハードルです。
 せっかく手塩にかけて育てたお米が基準を達成できずに不合格になってしまえば、元も子もありません。

     

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           < 平成27年産「青天の霹靂」の出荷前の初検査>
  
 そこで、[出荷基準]をクリアするために、生産段階での目安としてより厳しい[生産目標]も設定しています。その年、その年の気象条件などの変化にも備えるためです。
 [生産目標]として、「玄米タンパク質含率の目標 水分15%換算 6.0%以下」を目指すことが重要です。
 さらに「収量目標 9俵/10a程度」も掲げています。これは10俵以上になると食味が劣る傾向にあることから、多収を目指さず9俵程度に抑えていこうというものです。

     

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         <「青天の霹靂」良食味・高品質栽培マニュアル(改訂版)>
   
 生産情報3月20日号では、平成28年産「青天の霹靂」の生産に向けて、改めて[生産目標]をめざすことの大切さを生産者の皆さんに伝えました。 (生産情報はこちらから: 「青天の霹靂」生産情報_平成28年3月20日号.pdf

(中南県民局地域農林水産部)