今日の米づくり~「青天の霹靂」が出穂しました~
7月27日、「青天の霹靂」が出穂しました。場所は平川市の工藤さんの田んぼです。
といってもまだ「走り穂」です。
出穂とは「止葉の葉鞘から穂の先端が現れること」。つまり、葉耳より上に穂の先端が出ていれば、出穂となります。また、田んぼで一番早く出穂した穂を「走り穂」といいます。
前日から田んぼを見回り、出穂間近な稲株に目印の棒を立てて、出穂を待ちました。
7月26日午前10時、穂の先端は葉鞘の中で、葉耳まであと2センチくらい。
7月26日午後4時半、ようやく先端に葉耳がとどく。明日の「走り穂」を確信して帰路につく。
7月27日午前8時半、籾2個分が葉耳から抜け出しています。出穂確認!!
午後に、工藤さんと一緒に「走り穂」を確認しました。
工藤さんは報道機関の取材を受け、「天気が回復して、ほっとしている。このまま良い状態で、秋の収穫を迎えたい」と、出来秋に向けて思いを語ってくれました。
(中南地域県民局地域農林水産部)